2022 / 10 / 11 由布岳 東峰

2022 / 10 / 23 祖母山 北谷登山口

2022 / 10 / 24 天主山

2022 / 10 / 25 岩茸山・南山犬切

2022 / 10 / 26 霧島山

2022 / 10 / 27 (午前) 高千穂峰 天孫降臨ルート


  由布岳 東峰
 
日付 : 2022 / 10 / 11 ( 火 )
天気 : 曇(山頂ガス)
目的地 : 由布岳 東峰(1580m)
累積標高 : 824m
所在地 : 大分県由布市  GPSログ
コース : 正面登山口(6:35) → 合野越(7:08) → マタエ(8:00) → 東峰(8:10) → 正面登山口(9:29)

朝日に映える豊後富士。
すっかり秋。寒い寒い。冬装備を準備せねば。

強風で西峰はパス。
午後から仕事なんで、ささっと下山。


  祖母山 北谷登山口
 
日付 : 2022 / 10 / 23 ( 日 )
天気 : 
目的地 : 祖母山(1756m)
累積標高 : 851m
所在地 : 大分県豊後大野市・竹田市・宮崎県高千穂町  GPSログ
コース : 北谷登山口(6:52) → 四辻(7:43) → 三国境(7:57) → 国観峠(8:18) → 九合目小屋(8:46) → 祖母山(9:02) → 風穴(10:19) → 北谷登山口(10:56)

秋休みを利用してプチ遠征。県外へ出るのは2年ぶりです。
やってきたのは県境の山、祖母山。
いつの間にやら登山口までの長い林道が舗装されてます。こいつはありがたい。

駐車場も立派になってます。20台駐車可。
2021年に大規模リニューアルされたんだそうです。

北谷登山口から登るのは7年ぶり
もうそんなに経つのかー。あー、こんな道だったなー。

四辻(1446ピーク)。筒が岳方面への分岐となってます。
「展望台」と書かれてましたが、展望はいまいち。天気もいまいち。

大分・熊本・宮崎の3県境。

祖母山九合目小屋。
噂には聞いてましたが、無人の避難小屋になったそうです(2018年4月から)
そうかー、もうビールは買えないのかー。残念。
発電設備とかもそのまま置かれてて、電気が使える避難小屋ってのも豪華ですね。いろいろ盗まれたりしないのかなー?

祖母山。ガスガスで展望なーし。
遠征初日からついてないぜ。

ずいぶん時間が早いなー。よし、障子岳まで縦走しよう。
というわけで山頂から南へ、崖を下っていきます。ハシゴ楽しいぜ。

と、「あわせ谷 通行止め」とな。
下山で使おうと思ってたルートが。早く言ってよー。
仕方ない戻るか。

普通に風穴コースから。
写真は風穴入口。祖母山の風穴は、あまり冷気を感じない。

風穴コースって、すごく急な下りだったイメージがあったんですが、久しぶりに歩いてみたらなんか普通ですね。
前は真冬で道が凍ってたからかなー。

下山後。登山口に「黒岳 通行止め」の看板出てました。見落としてましたね。


  天主山
 
日付 : 2022 / 10 / 24 ( 月 )
天気 : 晴時々曇
目的地 : 天主山(1494m)
累積標高 : 1148m
所在地 : 熊本県山都町  GPSログ
コース : 水力発電所前(7:07) → 鴨猪新道登山口(7:53) → 天主の舞台(8:47) → 天主山(9:39) → 鴨猪新道登山口(11:03) → 水力発電所前(11:41)

遠征2日目は九州中央山地・天主山。
2017 / 03 / 23 に登ろうとして、通行止めで断念した山、リベンジです。
鮎の瀬大橋近くの集落から鴨猪林道を入り、写真の記念碑を右折。ここから未舗装路になります。

普通車OK、走りやすい未舗装路を1kmで、水力発電所の施設前。空きスペースに駐車。2〜3台は停められそう。
車高高い車ならもう少し先まで進めます。その場合、左の道を上がっていきます。

水力発電所から500m。
ここから先の林道はロープが張られ車両進入禁止。
ここにも車数台駐車可。

林道を歩いていくと、崩落箇所。
これのせいで車両進入禁止なんですね。
そしてこの感じからして、復旧は難しそう。
右側の斜面に迂回路があります(矢印)

ここが本来の駐車スペース。「天主山登山口」と書かれてます。
過去の記録を調べると、2016年ぐらいまでは車で来れてたみたい。

やっと登山道へ取り付き。
水力発電所から歩くこと45分、鴨猪新道登山口(鮎の瀬新道登山口)に到着です。

取付いた途端、急登が続きます。
天主の舞台(1194ピーク)までひたすら尾根の登りです。

天主の舞台に到着。
名称のわりに展望は微妙ですね。木々の間から、山頂方面がちょろっと。
あとこの付近、マーキング少なめ。

基本的にずっと森の中を歩くルート。
唯一撮れた展望写真が、こんな感じ。
稜線上の1233ピークを過ぎたあたりです。

小松神社ルートからの合流点。
全体的に登り続けのルートですが、この辺だけは気持ちいい稜線歩きが楽しめます。
ちなみに小松神社ルートの方もかなりの急坂らしいですね。

木の階段と並んだ杭(保護柵)が出てくると山頂は近い。
天主山はヤマシャクヤク(5月ごろ)が有名なんだそうで、その保護のためロープが張られてます。

到着ー。
広い山頂ですが、やっぱり森の中ですね。展望なーし。


  岩茸山・南山犬切
 
日付 : 2022 / 10 / 25 ( 火 )
天気 : 
目的地 : 奥座向(1240m)
積岩山(1414m)
岩茸山(1438m)
蕨野山(1438m)
鷹巣山(1453m)
石楠山(1442m)
南山犬切(1562m)
累積標高 : 1636m
所在地 : 熊本県八代市・水上村・五木村  GPSログ
コース : 古代の里(7:26) → 奥座向登山口(7:37) → 奥座向(8:51) → 積岩山(9:33) → 岩茸山(9:58) → 蕨野山(10:12) → 鷹巣山(10:41) → 石楠山(11:23) → 南山犬切(12:17) → 石楠山(13:09) → 鷹巣山(13:46) → 林道出合(14:33) → 岩宇土登山口(15:05) → 古代の里(15:21)

遠征3日目。久連子から岩茸山(いわなばやま)へ登ります。
スタートは久連子 古代の里(市営の資料館)
先月の水害で、R445から久連子川沿いの道は登山口手前1.4kmで通行止めとなっているため、椎原からの林道で遠回りしてやってきました。
林道久連子椎原線、約10km。いちおう舗装路ですが、落石あり陥没箇所ありと荒れてます。運転注意。

せっかくなので目の前にある久連子神社へお参り。
ん?こちらが正面で合ってるのかな?

林道日添線を10分ほど歩くと、右側に「奥座向登山口」の看板。
それを入るとすぐに渡渉点。反対側の斜面に取り付き、斜面を登っていきます。
わかりにくいなー、どうやらマイナー道らしい。

尾根の北側に回り込み、ひたすら急登が続きます。
踏み跡なんてありません。マーキング少ないですが、とにかく高いところ目指して登るのみです。尾根一直線。こんなのが奥座向まで1時間続きます。

奥座向に到着。
ピークというか、まだ尾根の途中って感じ。展望も微妙。

奥座向を越えた辺りから斜度も緩み、稜線歩きが快適に。木々の間から展望も。いいねー。

積岩山へ到着。
稜線に出て風が強くなってきました。三脚を立てるのが難しい。

地図には載ってないですが、ここが積岩山東峰なんだそうです。

岩茸山に到着。三角点、木々に隠れてて見逃しそう。
ちなみに2011年までは、ここが積岩山と呼ばれてたそうです。今から行く蕨野山・鷹巣山も名称異動した過去があるとか。それだけ歴史がある地区ということですね。

南山犬切までの続く稜線歩き、ずっとこんな展望が続きます。写真中央は霧島です。いやー、美しい。
アップダウンも少なく、オススメの道ですね。

蕨野山(1438m)に到着。「わらびの」と読みます。
1438mは、岩茸山と同じ高さです。ほんとアップダウンのない縦走路。

お次は鷹巣山(1453m)。
ここから泉五木トンネル方面は、マーキングが少なめでちょっとわかりにくかったです。

石楠山(1442m)。
ちなみに「しゃくなんやま」と読みます。

今日はよく鹿に合います。
五家荘は九州中央山地の中でも奥深い場所ですからねー。

南山犬切に到着。あいかわらず展望が良いぜ。
さて、そろそろ時間を考え引き返しますか。
もう少し早めに動けてれば、上福根山までの周回ルートというプランもあったんですが(そうなると10時間超えかなー)

鷹巣山まで戻ってきました。
ここから北側斜面、岩宇土登山口方面へ下山していきます。

地形図を見た時からわかってましたが、まぁ急斜面。
ほんとに登山道か?みたいなルートなので、マーキングは見落とさないよう気を付けて。踏み跡は少なめです。

45分ほど下ったところで道路に出ます。激坂で足が痛くなっちゃって、道路が見えた時はホッとしました。
あとはスタート地点までお散歩ですね。

途中の工事現場。
先月の台風被害よりも前からやってる箇所。
工事の途中で先月の水害が発生、作業が中断してる状態みたいです。

こちらは岩宇土登山口の50m東側の崩落地。
やっと人が通れるぐらいの幅しか残ってません。これは復旧に時間がかかりそう。

岩宇土登山口。上福根山の取付き点ですね。
ススキに覆われて登山道が見えません。うーん、ここからは登りたくないなー。

岩宇土登山口の50m西側。
道路がめちゃくちゃになってます。まだ全く手つかずの状態。
今回の遠征、台風14号の爪痕をあちこちで目の当たりにします。

戻ってきましたー。
車道歩きは1時間ぐらいでした。地味に長かった。


  霧島山
 
日付 : 2022 / 10 / 26 ( 水 )
天気 : 
目的地 : 韓国岳(1700m)
獅子戸岳(1429m)
大浪池(1411m)
累積標高 : 1256m
所在地 : 宮崎県えびの市・小林市、鹿児島県霧島市  GPSログ
コース : えびの高原駐車場(6:51) → 五合目休憩所(7:33) → 韓国岳(8:00) → 獅子戸分岐(8:16) → 獅子戸岳(9:16) → 獅子戸分岐(10:38) → 韓国岳(10:54) → 韓国岳避難小屋(11:35) → 大浪池(11:58) → 大浪池休憩所(12:25) → 龍神の祠(12:36) → つつじヶ丘登山口(13:57) → えびの高原駐車場(14:05)

今遠征の最終目的地、霧島へやってきました。9年ぶり
えびの高原駐車場は有料(500円)。
朝早くて人がいない場合は、出庫時の支払いになります。
広い駐車場、キレイなトイレ。車中泊にうってつけ。

現在、県道1号(硫黄山方面)は通行止めになっているようです。韓国岳方面の登山道は通行可。

硫黄山火口展望所から。奥の平べったいのは甑岳。
すげーモクモク。ゴーゴーと地鳴りのような音も。
そりゃ通行規制になるわけだ。

五合目。
錦江湾に浮かぶ桜島と、奥には尖った開聞岳。
今日は最高の天気。

五合目に立派な休憩所が出来てました。
2021年に完成したそうです。
駐車場といい、霧島の観光力すげーな。九重連山も頑張って欲しいなー。

のんびり1時間で韓国岳山頂に到着。
朝の冷たい空気が気持ちいい。

山頂から新燃岳と高千穂峰。
迫力がすごいぜ。

獅子戸岳まで縦走することにしました。
新燃岳にギリギリまで近づきます。
写真は琵琶湖。湖ですが、水がないですね。

獅子戸岳に到着。
名前の割には丘のような山。山頂もなんだか地味ですね。

ここから新燃岳方面は通行禁止。ロープが張られてます。
ここまで接近すると、なんだか怖くなりますね。
火口グツグツ。おそらく俺が生きてる間に再び登れるようにはならないだろうな。

というわけで、韓国岳まで引き返します。
このガレ場の登りがつらかった。
ちなみに韓国-獅子戸の往復で3時間かかりました。でもその価値はあったなー。迫力満点でした。

韓国岳へ戻ってきました。
朝と違い、この時間になると平日でも人がいっぱい。
全天球画像もどうぞ。

雲仙普賢岳だそうです。地元の人に教えてもらいました。
なんだかすごく近くに見えますね。

ここからは大浪池方面へ下ります。
このルートは、ほぼ階段で整備されてるので楽ちんです。
が、結構劣化が進んでて、グラグラするステップが混じってます。ちょっと気を使います。

大浪池です。
9年前と同じ場所、同じポーズで。

大浪池と韓国岳。

せっかくなので、池の側まで下りてみました。
なんか祠がありました。龍神様がいらっしゃるとのことです。

池を時計回りに1周、つつじヶ丘登山口へ戻ってきました。
スタート地点のえびの高原駐車場まで道路歩き5分。

えびの高原駐車場の横に、無料の足湯(営業時間9〜17時)が。
足湯に浸かりながら、韓国岳を見上げます。のんびり。


  高千穂峰 天孫降臨ルート
 
日付 : 2022 / 10 / 27 ( 木 ) 午前
天気 : 
目的地 : 高千穂峰(1574m)
累積標高 : 982m
所在地 : 宮崎県小林市・高原町・都城市・鹿児島県霧島市  GPSログ
コース : 天孫降臨登山口(6:54) → 893ピーク(7:18) → 皇子原分岐(8:07) → 高千穂峰(8:36) → 1321ピーク(9:21) → 893ピーク(9:57) → 天孫降臨登山口(10:14)

遠征5日目は、高千穂峰。
前回 は高千穂河原からのピストンだったので、今回は反対側。「天孫降臨登山口」って名前、かっこいいですね。
登山口までの道は一部狭いとこもありましたが、駐車場は広ーい。

登山ボックス左側の、砂防ダムへ下りていく道からスタート。
ちなみに右側の道を行くと、矢岳の登山口へも出られるようです。

砂防ダムを横断し、写真の階段から取り付きます。

照葉樹林のなだらかな道が続きます。踏み跡もしっかりしてて、迷う心配もなし。

893ピーク。龍駒ルートと合流します。
看板に「展望台」と書かれてるけど、展望はビミョー。

さらに進んで、第二展望台。
こちらも展望はビミョー。

標高1100mを超え、やっと景色が良くなってきました。1200mを超えると、山頂も見え始めます。

皇子原分岐で主稜線へ。
おぉー、いっきに視界が広がります。

そしてここから山頂までは階段です。
しっかり整備されてて歩きやすいですねー。

なんか、鳥居のようなものが。
なんだか神聖な感じがします。

1時間半で高千穂峰到着。思いのほか早い。標高差の割に楽に登りましたね。
山頂は、10年前と変わらぬ風景。坂本龍馬が引き抜いたとされる「天の逆鉾」も健在ぜよ。

南側の展望。
桜島と、うっすら開聞岳。

北側の展望。
新燃岳と韓国岳。

携帯トイレブースが出来てました。
天空のトイレ。どうせなら大きな窓で開放的にすればいいのに。‥トイレブースの意味がないか。

さぁ下山です。
しっかり整備された登山道。この登りやすさ下りやすさ、こっちがメインルートでも良さそうなのに‥。でも、ザレザレズルズルの坂を登ってこそ高千穂峰って感じもするし。難しいとこだ。

分岐からちょっと寄り道。
二子石方面の1321ピークからの眺め。尾根の先に御池が見えます。
こっちのルートも面白そう。もし次回機会があれば、霧島東神社ルートからだな。