今遠征最後の山は、恵那山です。 中央アルプス最南端にある、美濃の最高峰とのことですが、日本百名山の中では地味な山として有名です。 ルートは、最短の広河原から。2001年に出来た、比較的新しいルートなんだとか。 峰越林道のゲート(駐車場20台・トイレあり)からスタートし、最初の30分は林道歩きとなります。
登山口(1253m)に到着。 林道は舗装されてますが、あちこち崩壊、落石も多いです。 ここまで自転車を持ってきてると、帰りが楽かもしれないですね。
登山口からすぐ、本谷川を渡ります。増水時は危険。 今は立派な橋が出来てますが、過去に死亡事故もあったそうです。注意。
橋を渡るとすぐに始まる急坂。 沢から立ち上がる尾根を直登するルートですから、そりゃ急だわな。
広河原ルートは、「○/10」看板があり、目安になります。 15分毎に、この看板がある感じですかねー。
4合目の手前まで、展望もない森の中、ひたすら続く急登。 これが地味な山と言われる由縁なのか?
4合目を過ぎると斜度もゆるみ、展望も良くなってきます。 写真は5合目ぐらいから。南アルプスが全部見えますね。最高じゃん。 今遠征、はじめての快晴らしい快晴。もう最終日なんですが。
7合目の手前。主稜線が見えてきました。
北側の展望。 左から、御嶽山、乗鞍岳、穂高連峰。
恵那山山頂。一等三角点(2190m)と、恵那山神社本宮があります。 森の中の、残念な山頂。
物見台が設置されてます。 が、周りの木々の方が高いため、登っても何も見えないという‥これまた残念。
山頂から5分ほど進むと、立派な避難小屋とトイレ。 中もキレイでした。ここに泊まって夜空を見たら、星が美しいだろうなー。
避難小屋の裏手に岩場があります。 山頂の代わりと言ってはなんですが、みんなここから展望を楽しむようになってるみたいです。
登ってみました。 ほーら、南アルプスの向こうに、富士山まで見えますよ。
 わかる範囲で、山名を付けてみました。たぶん合ってます(間違ってたらごめんなさい)
避難小屋から2分進むと、恵那山最高点。 ややこしいですが、山頂(2190m)と、最高点(2191m)が別の場所なんですね。 なぜ、こんなことになっているのか?
はい、下ってきました。本谷川で頭から水を浴びます。 今日は暑いんで、気持ちいいですね。
林道ゲートまで戻り、今遠征はすべて終了。 最終日にして、最高の天気でした。
地味な山だと聞いてましたが、なんのなんの。 恵那山、すばらしい山じゃないですか。 ただし、4合目手前までの急坂がなー。 次に登る機会があれば、神坂峠ルートだな。
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